2014年度 ニューヨーク渡航報告

2014年11月、5年ぶりにNPO法人 New York City Global Partnersの本部であるニューヨークへの渡航が実現しました。担当者のTravis Hardy 氏への活動報告とカリキュラム実施校の教育を見学するだけでなく、日本での活動をまとめた映像や成果物をお見せし、日本で中学生たちがどのように英語を学んでいるか、本プログラムが日本においてどのような特徴を持っているかということをこちらから発信しました。今回の渡航によって、より強固になった関係性をもとに、今後はワークショップにおいて海外のGPJ参加校とのビデオメッセージのやり取りや成果物の共有がより高い頻度で実現し、中学生が「生きた英語」に触れる機会がさらに増えることを期待します。

また、今回の渡航ではカリキュラム実施校であるMiddle School 322:Renaissance Leadership Academy の生徒(日本での小学校6年生に相当)と Saratoga Village Community Center の生徒(9歳〜12歳)を対象に日本文化紹介のワークショップを行う機会を頂きました。日本に縁のあるキャラクターや食べ物についてクイズを行い、忍者をテーマにした折り紙ワークショップを実践しました。生徒が自分の知っている日本のアニメについて自ら話してくれたり、予定の時間を過ぎても折り紙に熱中していたりと、彼らの嬉々とした表情や積極的に取り組む姿勢から、GPJのアクティビティに対して現地の生徒が強く関心を抱いていることを実感しました。プロジェクトメンバー自身も英語でコミュニケーションをとる楽しさを再確認することができ、文花中学校と高陵中学校の生徒、将来的にはさらに多くの生徒に対し、英語で世界中の人々と対話する充実感を得られる場、生徒たちの可能性を伸ばすことのできる場の提供を実現していきたいと思いました。今後も、ニューヨーク市の本部や世界各国の学校との関係性を深めていきます。